杉本一平さんは高校入学後すぐに不登校になりました。半年で退学。1年半、引きこもりとなり、17才になった時点で当スクールに入学。一平さんの希望は高等学校卒業程度認定試験(以下、高卒認定)の合格でした。杉本さんが通信制高校や定時制高校ではなく当スクールを選んだのは、1)当スクールは集団指導ではなく個別指導であること、2)ベテランの指導者によるしっかりとした生活習慣の見直しや親身のサポートがあること、3)大学進学への道が開けることの3つでした。
当スクール入学前の杉本さんは深夜までゲームをしていて昼夜が逆転している状況でした。当スクールでは朝方スケジュールの実行を粘り強く支援しました。渋る杉本さんに対して、わたしたちは、「一度は大人の言うことも信じてみてはどうか」。「たったの1週間だけでもよいから騙されたと思って早起きを実行してみませんか?」と説得しました。生活をしっかりと立て直すことで、学習の成果が上がることは過去20年の経験で実証済みだったからです。
朝食の前にまずは英会話学習を講師と行います。名著の数々、たとえば、司馬遼太郎などの小説を読むことで語彙力が養成されていきました。18才の時点で高卒認定試験に合格。杉本さんは認定合格を勝ち取ったという前向きな気持ちが備わってきました。杉本さんは大学進学を決意します。
担任や学級が固定されて人間関係が難しい高校とは違って大学には自由があります。同級生からの不要な干渉もありません。レポート提出で取得できる単位も多数あります。大学は、高校までのような閉塞的な社会ではなく、自由に開かれた社会で、誰からも排除されてない空間なのです。
杉本さんは早稲田大学を目指すことになりました。入学に必要な3教科(現国・古典、日本史、英語)のみを当スクールで個人指導し、早稲田大学の社会科学部に進学しました。もちろん、途中、同じことの繰り返しで努力が報われる保証がないと一平さんは不安になりました。当スクールの最大の特徴である精神的なサポートを繰り返すことで、中途で投げ出さずに努力を継続することができました。
特に、英語の学習には長文を読む量と読む速さの両方が求められます。一定レベルの英単語の習得も必要になります。継続的な学習は英語力の向上には絶大的な効果があります。当スクールでは一流私大である慶応大学や早稲田大学への進学をお勧めしています。慶応大学は英語と小論文だけ進学できる学部もあります。多くの一流大学のAO入試では1科目か2科目で対応が可能です。
不登校やひきこもりの生徒は感受性にも富んでおり、語学では語彙にイメージ力を活かせます。また、小論文ではその感受性を活かしユニークな視点が他の受験生との差別化要因となります。ただし小論文には論理的思考が必須です。論理を指導するだけで、学力は驚くほど伸びるケースがあります。
当スクールでは少人数に限定された完全個別指導により生活習慣の改善を促します。また、努力する日々のサポートを万全として、長期的な目標である大学進学を目指しています。
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